今までにない選挙の在り方 2015.5.15

大変久々の更新となります。

 

 さて今週末17日(日)は、大阪市を5つの区に再編する、いわゆる「大阪都構想」への賛否を同市民に問う、住民投票が同市内の各投票所で行われます。

 

 私自身は大阪市民ではありませんので、投票権は持っていません。しかしこれまでの地方行政のあり方を大きく変える可能性のある「都構想」への賛否を問うわけですので、大変大きな関心を寄せています。

 

 そもそも住民投票は、自治体が制定する「条例上」では「法的拘束力」がないものとされていますが、今回は大都市法という国家が制定した法律上で行われるため「法的拘束力がある」と決められています。大都市法での住民投票は、2012年に制定された同法下ではもちろん初。しかも住民投票という枠組みでも有権者は約214万人で過去最大規模です。

日経新聞ウェブ版「住民投票 従来と違いは? 「大都市法」で初 結果に法的拘束力」

 

 とはいえ、この関西の地でも新聞・テレビなど大手メディアは必ずしも大々的には、この住民投票に対する報道を行っているとはいえないという気がしてなりません。

 

 大阪市民の有権者には、「日本で最初の選択をする」という意識で、都構想に賛成・反対の1票を「必ず」自らの意志で投票してもらいたいと思います。それにはメディアで報道されようと、されまいと全く関係のないことだといえます。(阪田)