前期ももうすぐ終わります...

 こんにちは。眞子です。「まなご」と読みます。

 テスト勉強の休憩がてら、一筆してみようかと思います。

 

 僕も含めて、学生にとっては何かと忙しいこの時期に、今週はかなり大きなニュースが飛び込んできました。

 

 

 一つは、「天皇陛下 生前退位のご意向」。個人的にはかなり驚きました。

 

 皇室典範の改正を含めた諸方面への検討が必要であると報じられています。大日本帝国憲法下の内容を引き継いだ部分の多い(改正自体は、現憲法下で行われています)現在の皇室典範では、生前退位についての規定がないからです。

 高校で日本史を選択した方は聞き覚えがあるでしょうが、平安末期以降、位を譲った天皇(上皇・出家していれば法皇)が政治を執る「院政」が行われてきました。この制度が権力の分散と政治の混乱をもたらすとの考えから、生前退位について、皇室典範では規定がないのだと考えられます。

 現在は日本の「象徴」である、天皇についての議論は国民全体で行われるべきでしょう。

 

 

 二つ目は、「南仏ニースでテロ」。

 

 フランス革命の記念日を祝う花火大会が行われ、3万人もの人が集まっていたニースの街に、トラックで突っ込んだというもの。死者84人、重体52人(朝日新聞朝刊7月16日付より)という凄惨な事件になってしまいました。犯人はチュニジア人でニース在住の男とされています。 

 フランスでテロが相次ぐ理由は、独自の移民政策とされています。移民にも、フランス人と同様の教育を施す「同化政策」です。これに不満を募らせた人々が、テロに走る傾向があるとの見方があります。

 日本に暮らす私たちは、いたずらにテロを警戒するのではなく、移民や経済など、様々な社会問題がテロに絡んでいることを理解して、その改善に努めていく意識が求められます。

 

 

 三つめは、「トルコでクーデター」。

 

 これは、執筆現在情報が錯綜していて、政府側・軍側双方が勝利宣言をしています。そのため、まだなんとも言えませんが、個人的にこれは、改憲論議に反映されうるのではないかと思います。

 軍ができれば、現在の自衛隊よりも権限を持つでしょう。そうなれば、クーデターの起こる確率は、今よりも高まります。これは、戦前の二・ニ六事件や五・一五事件を見ても明らかです。

 軍の創設の是非はともかく、そうした可能性もあるという、広い視野を持つ必要が、改憲論議にはあるということです。

 

 少し長くなってしまいましたが、そろそろテスト勉強に戻りたいと思います(笑)。

 いろいろのご意見があると思いますが、「なるほど、ふむふむ」と読んでいただければ幸いです。

 ご意見などは、当サイトやメールでお願いいたします。

 (眞子弘之助)

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    Yun Kennerson (土曜日, 04 2月 2017 01:14)


    I read this article completely about the resemblance of hottest and preceding technologies, it's remarkable article.