昨年12月23日に、大阪いばらきキャンパス(OIC)グランドホールにて全国大学ビブリオバトル大阪決戦が開催された。ビブリオバトルは出場者が5分間で本の魅力をプレゼンして紹介しあう書評ゲームで、本学情報理工学部の谷口忠大教授が2007年に考案した。
全国大学ビブリオバトルは、読売新聞社活字文化推進会議が若い世代の読書推進を目的として主催し、2010年から毎年、決勝大会が東京と京都で交互に開催されていた。今回は初めて大阪で開催されることとなり、ビブリオバトルの考案者が本学の教授であることから、OICが会場に選ばれた。
今大会には、全国111大学1580人が参加した地区大会を勝ち抜いた36人が発表者として参加。800人がこの大会の観戦に訪れた。大会では『夜市』(恒川光太郎)を紹介した宮城教育大3年生の真壁詩織さんが優勝した。
大会開会前には、谷口教授によるビブリオバトルの考案・普及の経緯、活動意義などを解説する特別講義が行われた。谷口教授は今回ビブリオバトルの決勝大会が本学で開催されたことに対して「これを機に、ビブリオバトルが立命館学園全体に広まっていただければ」と語った。 (堀内)
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