関西学生野球連盟の春季リーグ第3節、立命館大対京都大戦が20日にほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)で行われ、本学が3ー0で勝利した。(石井・鶴)
試合は初回から動く。本学は3番橋本(産社3)が今季第2号となる左翼へのソロ本塁打を放ち1点を先制する。
しかし2回以降の本学の打線は、安打などで出塁するも、京大先発の藤原に抑えられ、無得点に終わる。
投げては本学先発の坂本(文4)が8回まで被安打4、9奪三振の好投を見せる。
両先発が投手戦を繰り広げ、共にスコアボードに0を並べて迎えた9回表。本学は2死二塁から8番池上(文2)の適時二塁打で1点を追加し、なおも2死二塁で続く坂本も右中間への適時二塁打を放ち、自らのバットで援護した。
3ー0で勝利目前の9回裏。坂本は内野安打で2死一塁とされるも、最後の打者を右飛に打ち取ってゲームセット。リーグ戦での初完封勝利を掴んだ。
試合後に後藤監督は「坂本の投球は今季で一番良かった。100球を超えると崩れるという課題も克服した。野手もエラーがなく、きっちり守れた。そういう野球を目指している」と振り返った。先発の坂本は「外の直球で押していく投球を心がけた。初完封はうれしい」と笑顔を見せたものの、「無駄な四球が多かった。次の試合はとにかく勝つことだけを考えて一人ひとりしっかり投げる」と次回登板を意識したコメントを残した。
FEATURE 橋本和樹
初回、狙っていたというカーブを捉え、左翼席へ運んだ。今季第2号となる本塁打に本人は「自分のスイングができた」と満足の表情を見せた。
昨年は春季リーグで首位打者を獲得するも、秋季リーグは打率.171と不振に苦しんだ。秋からはひたすらバットを振り込み、今季はここまで打率.333・2本塁打と本来の輝きを取り戻した。
オフの日は一日中眠るか、友人と出かけるそう。映画が好きで最近のオススメは「本能寺ホテル」だと話す。
橋本 和樹 #5
産業社会学部・3回生 内野手 176cm 77kg 右投げ右打ち
龍谷大平安高校出身
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