2015年、国連は「国連持続可能な開発サミット」において、17の達成目標「SDGs(持続可能な開発目標)」を採択しました。貧困や環境、教育や平和など、さまざまな現代の課題を提示しています。2030年と定められた達成期限に向けて、立命館大学でも、SDGsの取り組みが広がっています。
立命館大学新聞社では、社会に資するメディアとして、SDGsの取り組みを多くの学生に知ってもらうための特集ページを作成し、情報発信を進めていきます。
スポーツを通じて、持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みを考える「エキスポーツ2019」(立命館大学Sustainable Week実行委員会・立命館大学COIアクティブ・フォー・オール拠点共催)が5月26日に本学びわこ・くさつキャンパス(BKC)で開催された。
「理工学部の人はトイレに行けません」
こんなステッカーが昨年10月、本学びわこ・くさつキャンパス(BKC)構内の各地に貼りだされ、物議をかもしました。ステッカーは全部で4種類。「生命科学部は飢餓に苦しみます」など二度見してしまうようなモノも。
「一体、何の目的でステッカーを作ったのか?」
ステッカーを製作したSustainable Week実行委員会の中西優菜さん(生命科学3)と当時メンバーだった白鳥克哉さん(23)に話を聞きました。
(鶴) 取材日5月20日
―中高生に郷土の良さを再発見してもらい、将来を考える契機にしてほしい―
滋賀県近江八幡市を舞台に、大学生が中高生の主体的な学びを支援する「滋賀キャンプ」。中高生に対して多様な視座から将来を考える機会を提供する試みで、3度目の開催を今夏に控えている。(鶴) 取材日5月10日
本学衣笠キャンパスでは、秋学期に「SDGs表現論―次世代リーダーの育成」が教養ゼミナールとして開講される。
講師は生命科学部の山中司教授。SDGsの詳細やプロジェクトデザインの手法を学び、SDGsの枠組みを通して、社会課題を明らかにする。そして、受講者それぞれの自己目標に見合った、持続可能なマイプロジェクトを立ち上げる一助をするのが目的だ。また、プレゼンテーションなどでアイデアを発信し、フィードバックを繰り返すことで、各自が設定したプロジェクトを練り上げていく。過去にプロジェクトを立ち上げた経験は問わない。社会を変革する気概を持ったやる気のある学生の受講を見込んでいる。