関西学生野球の第4節3回戦が24日、南港中央球場(大阪市住之江区)であり、本学が関学大に7-2で勝利した。これで戦績は2勝1敗となり、本学が今節の勝ち点を獲得した。次戦は10月6日(日)で近畿大とほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)で戦う。
関西学生野球の第2節(対関西大)の3回戦が9日に皇子山球場(大津市)で行われ、本学は0-5で敗北した。これで戦績は1勝2敗となり、本学はリーグ戦2節目にして勝ち点を落とす結果となった。
大阪いばらきキャンパス(OIC)の開学5周年を記念した特別企画「金井宣茂宇宙飛行士による被災地応援ミッション報告会」が7月14日、立命館いばらきフューチャープラザで開催された。本紙インタビューとイベント中の模様をお伝えする。(水谷)
西日本に未曾有の被害をもたらした大阪北部地震や西日本豪雨から1年が経過した。いつ起こるのか分からない災害に備えて、本学や防災サークルの取り組みを紹介する。
本学女子ホッケー部が、全日本大学ホッケー王座決定戦で15年ぶり2度目の優勝を果たした。沼田沙綾主将(産社4)が「快進撃」を振り返った。 取材日=7月13日 (鶴)
7月6日、アゼルバイジャンのバクーで開かれた世界遺産委員会で、大阪府下の「百舌鳥・古市古墳群」の世界文化遺産への登録が決まった。これを受け、これまでとこれからの取り組みと観光対策を取材した。(藤井)
【2019年6・7月号 紙面先行公開】
7月3日、朱雀キャンパスにおいて2019年度全学協議会第1回代表者会議が行われた。代表者会議には大学(常任理事会)、学友会、院生協議会連合会、教職員組合、立命館生活協同組合の代表らが参加し、今年度の全学協議会の意義や論点を確認した。
今年度の全学協議会は10月2日に開催が予定されている。全学協議会は本学の「全構成員自治」の考え方に基づき、学部生、大学院生、教職員、大学(常任理事会)が、本学の学園づくりについて協議する場である。教育・研究、学費、学生生活全般の課題について議論し、この議論を踏まえて様々な施策や改善が行われる。
2018年度は本学では3キャンパス合計で54件の盗難・紛失が発生した。学生が頻繁に、かつ長時間利用する図書館では計20件の盗難・紛失が発生しており、図書館はmanaba+R上で注意喚起を行った。2017年度の28件に比べて減少しているが、依然として盗難は発生している。このようにキャンパス内でも盗難に遭うリスクがある。
しかし、図書館内で盗難にあった実例は、財布やスマートフォンを机に置いたまま席を離れたり、それらの貴重品を机の上の目に見える位置に置いたまま居眠りをしたりするものなどである。これらは自身の不注意や貴重品管理に対する意識の低さが招いている。実例の中には、パソコンを机に置き忘れたり、財布をトイレに忘れたり、さらにはスマートフォンで机の場所取りをし、それを盗まれたケースもある。これは図書館内に限らず、食堂でも手荷物やスマートフォンで席取りをしている学生が見受けられる。
ミスキャンパス立命館2019のセミファイナルイベントが7月5日に、立命館いばらきフューチャープラザ1階イベントホール(茨木市)にて開催され、今年度のファイナリストが選出された。
12名のセミファイナリストの中からファイナリストに選ばれたのは、津田朋佳さん(文3)、西尾ゆいさん(国関2)、渕上杏佳さん(スポ健3)、大木陽菜さん(スポ健3)、中林奈々さん(経済2)、中村桜子さん(心理2)の6名である。
着物や浴衣の着付け体験を通じて日本文化を体験するイベントが、6月12日に本学衣笠キャンパス内のBeyond Borders Plaza(BBP)で開催された。このイベントは、日本文化に気軽に触れてもらうことを目的としたもので、当日は10人ほどの学生が参加した。
昨年秋、千本北大路にオープンした「cafebar marimo」。衣笠キャンパスから徒歩20分ほどの場所に位置し、立命館大学生からも絶大な人気を集めている。その魅力はなんといっても「学生全品4割引」だ。事業を開始した森村柚午社長に開業の経緯や店の特徴について話を伺った。
本学の在校生向けホームページで目にする「+Rな人」。頻繁に更新されており、さまざまな学生が取り上げられている。「+Rな人」の企画意図や目的などを、広報課に聞いた。
「+Rな人」は学生のさまざまな活躍を可視化するべく2010年から始まった。学生の功績やその経緯を取り上げ、それを発信することで他の学生や父母、受験生の活動のきっかけとすることが目的だ。
対象となるのは、自身の理念を持ちながら活動する本学の学生や院生。職員や学生からの推薦、SNSなどを参考にしながら選考する。活動のジャンルは問わず、さまざまな分野の学生が選ばれる。取材先が確定したら、広報課の職員がインタビューを行い、記事を執筆する。完成したコンテンツは大学ホームページに掲載され、同時にポスターが学内に掲示される。全ての作業が外部を頼らず、広報課のみで行われている。
6月28日午後、立命館孔子学院が主催する「立命館大学生中国語スピーチ発表会」が衣笠キャンパス創思館カンファレンスルームで開催された。
本大会は中国語学習者が日ごろの成果を発表する場として2006年から開催されており、出場者を立命館大学で中国語を学ぶ大学生に限定した発表会は今年で3回目を迎える。今年は衣笠キャンパスに加え、びわこ・くさつキャンパスや大阪いばらきキャンパスから13名の学生が出場し、自らの体験や将来の目標などを中国語で語った。
スピーチは3分以内、全て暗唱で行い、審査基準は主に内容・発音・表現の3つであった。
学校法人立命館は西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)との連携・協力に関する協定が3月25日に京都鉄道博物館(下京区)で締結した。立命館が鉄道事業者と連携協定を結ぶのはこれで3件目となる。
協定の内容には①地域連携事業として学術研究、教育、健康、スポーツ、地域文化伝統の継承と振興・発展②技術の振興および地域貢献③魅力あるまちづくりの推進④人材の育成⑤各々が有する資源の相互利用の5つが盛り込まれた。長期的なまちづくりを目指す一方、具体的な連携内容については今後、検討していくことになる。
衣笠キャンパスで暮らす猫の実態をご存知だろうか。衣笠キャンパスを拠点に、猫の餌やり等の活動をするボランティアサークル「立命館大学猫の会RitsCat」に話を聞いた。RitsCatによると、今年2月半ばから3月初めにかけて、長年衣笠キャンパスで愛されてきた2匹の猫が相次いで他界した。原因は2匹とも腎不全。うち1匹はRitsCatの保護の下、入院で一度は回復したものの、退院後再び体調が悪化。動けなくなった夜を最後に、姿を消した。もう1匹はその4日後、衰弱した状態で見つかり、懸命の治療も虚しく、動物病院で息を引き取った。
4月7日に行われた大阪府知事・市長の同時選挙、いわゆる「大阪ダブル選」は大阪維新の会の吉村洋文氏が知事に、松井一郎氏が市長に当選した。今回の選挙の結果を受けて、2015年の住民投票で否決された大阪都構想が再び動き出すこととなる.
3月29日、京都市交通局が市営地下鉄烏丸線に導入する新型車両のデザインを発表した。同局は市民や利用者に外装、内装のデザイン各3案を示し、WEBサイトやFAX、駅に設置された専用投票箱などの方法で投票を実施した。最も多くの票を集めた案を最終デザインとして決定。同局は今後、新型車両の製造を進め、2021年度末に1編成目の導入を目指す。
新元号の制定を受け、本学文学部日本文学専攻で上代文学を専門とする藤原享和教授に意見を求めた。
藤原教授は初の日本の古典からの選定に加え、天皇退位による新名称の採用から、伝統の崩壊を危惧した。
「元号は中国王朝の政治制度に倣って採用され、原則として中国の古典から選ばれている。中国の古典は東アジア全体の古典と称すべきであり、国書からの選定は東アジア教養世界の中では失笑を買いかねない。ただし、『令和』の語としての響きは美しい」と語った。
また、上皇の后の名称は「皇太后」と呼ぶのが習わしであるのに、新たに「上皇后」としたことについて。「皇太后という語が未亡人の印象を彷彿させることが懸念されたと聞いている。しかし、生前譲位制度の廃止の結果、明治以後の皇太后が未亡人であったためで、元来そのような意味はない」と指摘した。
2季ぶり39回目(旧リーグを含む)のリーグ優勝を果たした本学硬式野球部。初の全国制覇を目指す全日本大学野球選手権大会が6月10日(月)から始まる。本学の初戦は11日で、首都大学野球連盟を制した東海大と東京ドーム(東京都文京区)で戦う。全国での戦いを前に主将の大本拓海(文4)とエースの坂本裕哉(文4)が今シーズンを振り返った。
取材日5月31日 (鶴、吉岡)
今年の3月29日に、再建された尼崎城が一般公開となった。尼崎城は1617年に大坂の西の守りのために築城され、1873年に廃城されるまで尼崎の中心として城下町の発展を支えた。2015年に旧家電量販店の創業者である安保詮氏が尼崎上に寄付して再建する意向を示し、また尼崎城一口城主として多くの市民からも寄付が集まって再建・公開された。
本学と茨木市が共催する地域交流イベント「いばらき×立命館DAY2019」が5月19日に大阪いばらきキャンパス(OIC)で
開催された。OIC開学以来、毎年行われ、本学や地元企業・団体の取り組みを地域住民に紹介する交流型イベントだ。
6月7日(金)に以学館102ホールにて産業社会学会学生委員会主催の講演会「LGBTQと法 −同性愛の弁護士の視点から−」が行われる。講師には弁護士で同性愛者を公表している南和行氏を迎える。
同委員会は毎年さまざまなテーマで講演会を開催している。今年のテーマについて講演会担当者の間浦和紀さん(産社3)は「LGBTQだからという理由で法的差別を受けている人が多く存在している。講演会のテーマに据えることで、今一度この問題について考えてほしい」と語る。
LGBTQを扱う講演会について教授や事務室と協議を重ねるうちに、講師として南氏に白羽の矢が立った。南氏は2011年に同性パートナーの吉田昌史氏とともに結婚式を挙げ、2013年に「弁護士夫夫(ふうふ)」としてなんもり法律事務所を開設した。現在は当事者として、性自認や家族問題に悩む人々の相談に乗るかたわらで、LGBTQや同性婚などの家族と法律についての講演を多数行なっている。
衣笠キャンパス周辺には 本学の学生の胃袋を掴み、親しまれ続けている飲食店が軒を連ねる。今回は多くの学生で賑わう6店を紹介。座席争奪戦が繰り広げられるお昼休みの学食を脱し、一歩外へ出てみるのはどうだろうか。
衣笠キャンパス・平井嘉一郎記念図書館地下1階には、今年で設立100周年を迎える国際労働機関(ILO)の資料が所蔵されている。全国でILOの資料が図書館に寄託されているのは、国際連合大学図書館(東京都渋谷区)と本学図書館のみで貴重な存在である。
関西学生野球連盟春季リーグ最終節、立命館大対同志社大の伝統の立同戦2回戦は延長12回、4時間に迫る熱戦の末、本学が押し出しの四球でサヨナラ勝利した(3ー4)。この試合の勝利により、本学は2季ぶり、39回目(旧リーグを含む)の優勝を果たした。(石井・則貞)
関西学生野球連盟の春季リーグ最終節、立命館大対同志社大の伝統の立同戦1回戦が25日にわかさスタジアム京都(京都市右京区)で行われた。本学が6―4で制し、2季ぶりの優勝に大手をかけた。(石井・廣部)
イラク北西部のシンジャルに集住していた少数宗教のヤズディ教徒。過激派組織イスラーム国(IS)から邪教と見なされ2014年8月に襲撃を受けた。襲撃前からヤズディ教徒を取材し、現場の声を伝え続けている玉本英子さん(52=アジアプレス・インターナショナル所属)が18日、本学衣笠キャンパスにて「写真と映像で伝えるイラクのヤズディ教徒」と題した講演会を行った。(鶴・廣部)
いよいよ25日(土)から関西学生野球連盟春季リーグの最終節、伝統の「立同戦」(立命館大対同志社大)がわかさスタジアム京都(京都市右京区)で幕を開ける。現在リーグ首位の本学は、立同戦で2連勝すれば26日に2季ぶりの優勝を果たす。優勝への機運が高まり、立同戦に向けて盛り上がりを見せる中で、これまでの本学の戦いを見ていきたい。(石井・鶴)
関西学生野球春季リーグ第7節、立命館大対関西大の第3回戦が20日、南港中央野球場(大阪市住之江区)で行われ、本学が4-3で接戦を制した。また、今回の勝利により本学は単独首位に躍り出た。(神野)
2017年度の日本人学生海外派遣数で本学が初の全国一になったことが日本学生支援機構の調査からわかった。調査は海外の大学等との協定に基づいて留学した日本人学生を対象としていて島田幸司前国際部長は「長年にわたる協定先の開拓が実を結んだ」と誇る。
関西学生野球の第7節立命館大対関西大の2回戦が19日に南港中央野球場(大阪市住之江区)で行われ、本学が1-0で勝利した。これで戦績は1勝1敗のイーブンとなり、明日20日の3回戦に決着が持ち越された。 (鶴、石井)
―中高生に郷土の良さを再発見してもらい、将来を考える契機にしてほしい―
滋賀県近江八幡市を舞台に、大学生が中高生の主体的な学びを支援する「滋賀キャンプ」。中高生に対して多様な視座から将来を考える機会を提供する試みで、3度目の開催を今夏に控えている。(鶴) 取材日5月10日
立命館大学学友会は5月10日、「立命館大学学園祭2019」の開催日程をインターネットを通じて発表した。学園祭は今年度も昨年と同様、大阪いばらきキャンパス(OIC)、衣笠キャンパス、びわこ・くさつキャンパス(BKC)の3キャンパスで計3日間開催される。
日程はOIC祭典が10月27日、衣笠祭典が11月17日、BKC祭典が12月1日だ。
なお日程に関しては大学との施設調整などの結果、決定している。
また現時点で、各企画の発表や募集の開始は始まっていないが、学園祭実行委員会・中央事務局特別事業部では、学園祭に来場するすべての人が楽しめる企画を計画しているという。
本学衣笠キャンパスでは、秋学期に「SDGs表現論―次世代リーダーの育成」が教養ゼミナールとして開講される。
講師は生命科学部の山中司教授。SDGsの詳細やプロジェクトデザインの手法を学び、SDGsの枠組みを通して、社会課題を明らかにする。そして、受講者それぞれの自己目標に見合った、持続可能なマイプロジェクトを立ち上げる一助をするのが目的だ。また、プレゼンテーションなどでアイデアを発信し、フィードバックを繰り返すことで、各自が設定したプロジェクトを練り上げていく。過去にプロジェクトを立ち上げた経験は問わない。社会を変革する気概を持ったやる気のある学生の受講を見込んでいる。
関西学生野球春季リーグ第5節、立命館大対近畿大戦の2回戦が6日、ほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)で行われ、延長12回、4時間に迫る死闘の末、本学が3-4で敗れた。1勝1敗で並んだ両校は7日10時30分から、勝ち点をかけて3回戦を戦う。(石井・鶴)
関西学生野球春季リーグ第5節、立命館大対近畿大戦の1回戦が5日、ほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)で行われ、本学が1-0で勝利した。先勝した本学は明日13時から、勝ち点をかけて近大と2回戦を戦う。(鶴・ユヒ)
本学理工学部の深尾隆則教授は農研機構生研支援センターや民間企業と共同で露地野菜の集荷や果実栽培など、農業のロボット化に関する研究に力を入れている。農業ロボットの研究が進み、実用化されれば高齢化や人手不足などの現代日本の農業が抱える問題を解決することから、今日の日本で最も注目を集める研究の一つである。
本学の学生が受けられる優待制度を利用して京都の文化や芸術に触れてみるのはいかがだろうか。京都市は公益財団法人大学コンソーシアム京都の加盟校の学生に京都の文化芸術に親しむ機会をつくるため、「京都市キャンパス文化パートナーズ制度」を設けており、あらゆる施設で優待を受けるとこができる。本学もその対象校であり、国際平和ミュージアムで優待を受けることができる。なお、この制度を利用する際京都市情報館のホームページから学生個人による登録・入会手続きが必要だ。
1935年の沖縄の景色を100枚の写真で描く「よみがえる沖縄 1935」(立命館大学国際平和ミュージアム・朝日新聞社・沖縄タイムス社主催)が4月13日より平和ミュージアムで始まった。一部の写真は人工知能技術と住民の記憶によりカラー化されていて、リアルな当時の沖縄像を見ることができる。本企画は巡回展であるが、平和ミュージアム所蔵の沖縄に関する絵画など23点も同時に展示されている。
本学大学院生命科学研究科D2の松原翔吾さん(日本学術振興会特別研究員)と同研究科の民秋均教授は、光を当てることによって光合成色素を集積化させるシステムを開発し「クロロゾーム」と呼ばれる光補集アンテナの成長過程を世界で初めて可視化することに成功した。
クロロゾームは、多数の特殊なクロロフィル分子が集まって形成されたチューブ状の構造を持った色素集積体であることは、民秋教授らの研究グループによって今までに明らかにされていたが、それがどのようにしてクロロフィル分子を集積し、形成されているかということについては解明されていなかった。
これまでにもクロロゾームのような色素集積体(以下、クロロゾーム型色素集積体)の人工的な調整は可能であったが、従来の方法で調整したクロロゾーム型色素集積体だと天然のチューブ状構造のクロロゾーム型色素集積体ではなく、生体環境とは異なった粒子状構造の集積体を優先的に形成してしまっていた。クロロフィル分子が徐々に集まっていくことで秩序だったチューブ状構造をとる天然のクロロゾーム型色素集積体の成長過程を実際に観測した例は無く、観測方法すら確立されていなかった。
本研究では、生体環境と同様にクロロフィル分子が徐々に集積していくシステムを人工的に再現することによって、従来の方法では困難であったチューブ状構造の色素集積体を直接的に形成することに成功した。徐々に集積し、チューブ状構造の色素集積体を形成する過程は、まさにクロロゾーム内で色素集積体が成長していく過程をモデル化したものであり、クロロゾームの成長を可視化した初めての例となった。
本研究の成果は、クロロゾームの形成過程の解明や、様々な生体器官の形成過程を分子レベルで可視化し解明していく研究へと発展していく可能性も示しており、新たな研究の種として高い評価を得ている。(花田)
関西学生野球春季リーグ第3節、立命館大対京都大戦の2回戦が21日ほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)で行われ、本学は8-3で勝利し勝ち点を獲得した。(神野)
ホッケーの女子日本代表が20日、本学大阪いばらきキャンパス(OIC)で韓国代表とのテストマッチを行い、2-1で勝利した。
関西学生野球連盟の春季リーグ第3節、立命館大対京都大戦が20日にほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)で行われ、本学が3ー0で勝利した。(石井・鶴)
本学では購買などで販売されているお弁当の容器「丼ペリ」を回収する取り組みが行われている。これは食べ終わったお弁当の容器の内側のフィルムをはがし、その容器を回収ステーションと呼ばれる回収ボックスにて回収し、リサイクルするという取り組みである。生協学生委員会はこの容器の回収目標を60%に設定しているが、昨年度の衣笠キャンパスの月平均回収率は20%と目標には程遠い。
2019年2月20日、朝日新聞社主催の大学SDGs ACTION! AWARDS 2019が有楽町朝日ホール(東京都千代田区)で開催された。本コンテストは朝日新聞社が主催し、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成のための取り組みを学生らが発表する。昨年度は本学のSustainable Weekがグランプリを受賞し、2019年度は見事、立命館アジア太平洋大(APU)から出場した「Plushindo:チャンスを作り出し、視点を変える」がグランプリを受賞した。今回はそのPlushindoを立ち上げたディサ・シャキナ・アダニサさんと、立命館大学 Sustainable Week 実行委員会の切田澄礼さん(生命4)との対談をお届けする。本記事を元に、新たな社会の実現のために活躍する若者、そのような若者たちが活躍するヒントになれば幸いだ。
大学生の落語日本一を決める第16回全日本学生落語選手権「策伝大賞」が2月に岐阜市で行われ、立命館大学落語研究会(立命落研)に所属する立命亭写楽斉こと高橋壱歩さん(法4)が優勝にあたる策伝大賞を獲得した。披露したのは「まんじゅうこわい」をアレンジした改作落語。誰もが知る演目であるからこそボケや展開を工夫した。自身では「こんなアレンジの方法があるのだという意外性がウケた」と勝因を分析する。
今年のゴールデンウィークは10連休となるが、本学は4月29日、30日、5月2日が授業日となっているため、最大でも4連休となる。このように本学では1年を通して祝日に授業を実施することがある。 また、祝日に授業が実施されなくても、その振替として土曜日に授業が行われることもある。
大学における学修は、大学設置基準に定められた単位制に基づいて行われている。1単位を構成する授業時間は15時間であり、実時間で90分の授業時間は制度上「2時間の授業」として扱われる。よって、2単位を取得するためには「2時間の授業」が15回分必要となる。この15週の授業時間や定期試験期間の確保、さらには単位付与にかかる成績処理の期間を設ける必要性から、祝日に授業を実施する必要がある。
本学の入試情報が公開され、2019年度の出願者数が確定した。
今年度の総出願者数は9万4198人で、前年の9万8262人よりも4064人減少した(前年比95・90%)。学部別に見ると出願数が増加したのは、産業社会学部、生命科学部、食マネジメント学部、スポーツ健康科学部、映像学部、法学部の6学部。それぞれ前年度比で、産業社会学部が878人、生命科学部が822人、食マネジメント学部が404人、スポーツ健康科学部が356人、映像学部が208人、法学部が202人の増加であった。その他の学部は軒並み減少しており、最も減少した経済学部は前年より1581人減少し、前々年度から続いての減少となった。
学部の新設により例年増加を続けてきたが、グローバル教養学部が開講した今年は増加とはならなかった。(西山)
「貧困をなくす」「質の高い教育をみんなに」など17の目標達成に向けて国連が2015年に掲げたSDGs(持続可能な開発目標)。達成期限の2030年に向けて本学内でも機運が高まっている。本学でSDGsの取り組みを先導する立命館大学Sustainable Week実行委員会に話を聞いた。
聞き手 鶴 取材日 3月29日
「地震の発生を予想することができれば、どれだけ良いだろう」
誰もが一度は抱く思いを研究しているのが本学文学部の高橋学教授である。学部生の頃からおよそ40年間、自然地理学の視点から地震の発生時期とその被害を調査してきた。
「この学問は阪神淡路大震災後に注目され始めましたが、それ以前から私は研究を進めてきました。分析の技量はどこにも負けません」と胸を張る。
高橋教授の調査の基本はフィールドワークと空中写真判読だ。ボーリングなどの地質調査で過去に地震が発生した時期を特定し、その周期性から次の地震を予測する。空中写真からは過去の地形を分析し、災害に弱い土地を特定する。
「地震の予兆を見逃さずに大地震に備えることが大切です。南海トラフ地震などの巨大地震は明日、発生するかもしれません。心構え次第で地震の被害を減らすことができます」
「地震による被害をいかに防ぐのか」ということも高橋教授の研究分野である。災害の経験や地形調査から地震に弱い土地を特定する。例えば川跡のような軟弱地盤や低地は地震が発生すると、真っ先に被害を受ける。そういった「土地の履歴」を踏まえた上で土地開発や防災計画を作る必要があるという。
「『地震』と『震災』は異なる概念です。地震の発生は人間の力では防ぐことができません。しかし地震により人の生命や財産を失うこと、つまり震災を未然に防ぐことは可能です。」
高橋教授は現在64歳。来年度で定年となるが、研究への情熱は全く衰えていない。
「私が研究しているのは過去ですが、対象は現在や未来です。いかに災害を減らし人命を防ぐのか。それが私の研究の意義です」 (鶴)
関西学生野球連盟の春季リーグ戦第1節、立命館大対関学大の3回戦が8日、わかさスタジアム京都(京都市右京区)で行われ延長戦の末、本学が3─1で関学大を下した。戦績は2勝1敗となり本学が勝ち点を獲得した。 (鶴、森島)
立命館生活協同組合が運営するベーカリーカフェ「プログレッソ」が8日、びわこ・くさつキャンパス(BKC)アクロスイング1階にオープンした。平日10時から17時まで営業している。
生協がBKCユニオンショップなどで販売する焼き立てパンは一律120円(税込)であったが、同カフェで販売されるパンはおよそ80~160円(税抜)と価格に幅を持たせ、多店舗との差別化を図る。
関西学生野球連盟の春季リーグ第1節立命館大対関学大の2回戦が7日にわかさスタジアム京都(京都市右京区)で行われ、本学は3-5で敗れた。(石井・鶴)
本学は初回一死で2番井上(産社4)の三塁打でチャンスを作り、続く3番橋本(産社3)のピッチャー強襲のヒットで1点を先制する。この打球が直撃した関学大先発の小田は緊急降板。交代した左腕の石丸に抑えられ、この回の攻撃は1点に終わる。
関西学生野球の春季リーグ第1節立命館大対関学大戦が6日、わかさスタジアム京都(京都市右京区)で行われ本学が11-2で勝利した。
(鶴・石井)
書籍は学生の学習面において必要不可欠なものだ。書籍といっても、それらは有形で扱う専門書や教養を身につけるための新書や文庫、娯楽としてのコミックなど多岐にわたり読書の目的も様々である。衣笠キャンパス・存心館地下1階にあるブックセンターふらっとは、それらの書籍を扱う書店だ。
ふらっとでは、本学の学生に向けて様々な取り組みを行っており、立命館生活協同組合員は、書籍を1割引で購入することができる。また、生協のホームページにて、書籍の購入絵ランキングを掲載している。学生に利用の多いコミックや文庫、資格書等に加え、大学ならではの専門書などに分類し、各ジャンルごとに月に1度公開している。
4月2日、2019年度立命館大学・大学院入学式がみやこめっせ(京都市左京区)にて挙行され、世界20の国と地域からの649人の国際学生を含む学部生、大学院生合計で8826人の新入生を迎えた。
今年から新たに本学学長に就任した仲谷善雄学長は「大学は社会の中にあり、社会が抱える課題の解決へ積極的に取り組むべきだ。みなさんも社会に目を向けて自分なりの社会への貢献の仕方を考えてみてほしい」と述べた。また、仲谷学長は「社会が大きな変革期を迎える中、大学の役割は変革の中から新たな価値や意味を見出し、人々に的確な方法として提案し、社会を動かす人を育成することだ」と述べ、そのような人の例としてAppleを創業したスティーブ・ジョブズ氏を挙げるなど、情報理工学部の教授らしさが見られる祝辞を披露した。
1回目の式では今年度から大阪いばらきキャンパスに開講したグローバル教養学部の新入生が英語でスピーチし、「自分自身の文化を大切にしながら、相手の文化を受け容れることはとても重要だ。これをグローバル教養学部で身に付けたい」などと学生生活の目標を述べた。
今年度も本紙をご愛読いただきありがとうございました。
明日からは新年度が始まります。そこで今日は2018年度WEB記事閲覧数ランキングから1年を振り返ります。
東京駅日本橋口を出て1分のサピアタワー8階に立命館東京キャン
昨年11月1日、ポータルサイト「shiRUto」が、立命館大学広報課主導でオープンした。
本サイトは「明日のビジネス、新たなイノベーションのきっかけを生み出す」をテーマに掲げ、本学に点在する教育・研究の情報を集約し、ビジネス・テクノロジー・グローバル・ライフ・スポーツ・カルチャーの6つの視点で取り上げる。全ての記事は、本学で行われている教育・研究内容について分かるようになっている。
掲載される記事は、毎月の編集会議で社会の関心がどこにあるかを探りながら月10本程度選ばれる。
従来の大学関係サイトと異なり、サイト内に分かりやすい「立命館」の表記や「R」のロゴはあえて使用していない。できる限り立命館の色を落とすことで立命館に興味がなくても、検索ワードのタグ付けなどによって、それぞれのジャンルやトピックに興味のある人に記事を読んでもらいやすくする狙いがある。
本サイトには「記事を読むことで様々な視点に気が付き、一歩踏み出せるように」「読者の日々の生活が良くなるように」といった期待が込められており、広報課は大学業界随一の規模を誇るメディアを目指している。 (堀ノ内)
ベイスターズ球場(神奈川県横須賀市)では、沖縄でのキャンプを控え多くの選手が自主トレに励んでいた。そんなベイスターズ球場に隣接する青星寮で、東選手に取材をすることができた。昨シーズンは、11勝5敗、リーグ2位の防御率2.45という成績を残し、最優秀新人賞を受賞した。
(取材日 1月21日 聞き手 森島)
━━まずは最優秀新人賞の受賞おめでとうございます。
東 ありがとうございます。
━━昨年の沖縄での春季キャンプで、シーズンの目標をお聞きしました。その時掲げた目標は、二桁勝利、先発ローテーション入り、新人王。それらの目標を全て達成する活躍を見せました。振り返って、プロ一年目のシーズンはいかがでしたか。
東 とても充実したプロ1年目を過ごすことができたと思います
━━目標に対してどのくらいの自信があったのでしょうか。
東 全くありませんでした。しかし目標を設定するということはとても大事なことだと思うので、高い目標を立てました。
本学の学生は関西圏以外の出身者が多く、下宿率も50%を超える。この春から下宿を始める新入生に向けて、実際に生活している学生の声を基に、衣笠キャンパス周辺の各エリアを解説する。
立命館大学アートリサーチセンターが20周年を迎えた。同施設は衣笠キャンパス内にあり、人類の文化を後世に伝承するために、歴史的・社会的な視点から有形無形の文化を研究し、記録・整理・保存することを主な目的としている。
同施設ではこれまで、浮世絵をはじめとする文化芸術品のデジタルアーカイブ化などで実績を挙げており、浮世絵のデータベースは収録数が約53万5000点、公開しているだけでも約12万点と世界最大級を誇る。デジタル化して保存することで、作品を傷ませずに多くの人が閲覧可能となる。また、貴重書籍に指定されていて簡単には閲覧できない古典籍でもデジタル化することで容易に閲覧することができる。
4月から立命館大学衣笠キャンパス・清心館の改修工事が始まり、2020年4月から新しい清心館が供用される予定だ。
大幅に改修されるのは主に1階のコモンズで、壁を取り払った開放的な空間となる。壁の代わりに、天井からつり下げられる可動の仕切りによって小集団などの利用や研究発表にも対応する予定だ。学生の要望に応じて、各テーブルと1人用の席にもコンセントを取り付ける方向で計画が進んでいる。文学部らしさを取り入れるため、一部には和をモチーフにしたベンチなどが設けられる予定だ。また文学部には女子学生が多いことを考慮し、女子トイレを増設、そこにパウダールームを設けることでアメニティを充実させる。
地下の中庭も整備され、出入り可能なテラスとして活用されるほか、信仰のある学生に対応する施設が新設される。
改修期間中は、これまで清心館にあった文学部事務室や共同研究室は洋洋館に移転する。詳細は今後manaba+Rに公開される。なお改修後の具体的な図案は未定だ。
また2020年度には啓明館の改修も予定されている。 (今嶋)
1969年、全国的な学園紛争の渦の中で、立命館は騒然とした雰囲気に包まれていた。前年12月に発生した「新聞社事件」に端を発して、1月には中川会館が一部学生の手によって封鎖。閉じこもった学生と封鎖を解除しようとする学生が衝突し、多数の負傷者が出た。2月、立命館大学は期末試験の実施を中止し、一部(昼間部)の全科目の筆記試験をレポート試験に変更する。
昨年11月23日にパリで開かれた博覧会国際事務局(BIE)総会において、2025年国際博覧会(万博)が大阪で開催されることが決定した。
国内で大規模な万博が開催されるのは2005年の愛知万博以来で、大阪では1970年以来55年ぶりの開催となる。
2025年大阪万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、大阪湾に浮かぶ人工島「夢洲ゆめしま」で5月3日~11月3日までの半年間開催され、約2800万人の来場者を想定している。
昨年12月23日に、大阪いばらきキャンパス(OIC)グランドホールにて全国大学ビブリオバトル大阪決戦が開催された。ビブリオバトルは出場者が5分間で本の魅力をプレゼンして紹介しあう書評ゲームで、本学情報理工学部の谷口忠大教授が2007年に考案した。
全国大学ビブリオバトルは、読売新聞社活字文化推進会議が若い世代の読書推進を目的として主催し、2010年から毎年、決勝大会が東京と京都で交互に開催されていた。今回は初めて大阪で開催されることとなり、ビブリオバトルの考案者が本学の教授であることから、OICが会場に選ばれた。
今大会には、全国111大学1580人が参加した地区大会を勝ち抜いた36人が発表者として参加。800人がこの大会の観戦に訪れた。大会では『夜市』(恒川光太郎)を紹介した宮城教育大3年生の真壁詩織さんが優勝した。
大会開会前には、谷口教授によるビブリオバトルの考案・普及の経緯、活動意義などを解説する特別講義が行われた。谷口教授は今回ビブリオバトルの決勝大会が本学で開催されたことに対して「これを機に、ビブリオバトルが立命館学園全体に広まっていただければ」と語った。 (堀内)
本学学友会は、2019年度より「凍結金」の運用を開始する。これまで学友会の予算は、学費とは別に大学から代理徴収される入会金3000円・年会費5000円の学友会費からなる「学友会費年間予算」、前年度年間予算の未出金分が繰り越された「繰越金」の2つから構成されていた。来年度以降はこれに「凍結金」が加わり、3つの財源が確保される。
立命館大学の学生団体EDGE SPROUTが開発する「ANSHiNブレーキアシストシステム」が、しがニュービジネスプランコンテスト2018(滋賀県主催)で、チャレンジ部門アスキー賞を受賞した。
このコンテストは、次世代を担う有望なビジネスプランを、年齢問わず県内外から広く募集する。滋賀県で新事業を考える全ての参加団体の中で、本学学生団体が入賞する快挙となった。
本学生命科学部の今村比呂志(ひろし)助教は、他大学の研究者と共同でクジラの筋細胞タンパク質ミオグロビン(Mb)からクジラの祖先のMbを推定し、復元することに成功した。Mbは筋肉中で酸素を貯蔵する。祖先クジラのMbと現存するマッコウクジラのMbを比較することで、クジラのMbの進化過程が解明された。
【2018年12・1月号紙面より】
4年間の立命館学園を先導する新総長に仲谷善雄氏(60)が就任した。昨年11月4日投開票の総長選挙では第一次投票で過半数を超える248票(有効投票409票)を獲得したことからも期待度の高さがうかがえる。しかし、総長選には学生の民意がどれほど反映されただろうか。
1月30日、立命館朱雀キャンパスにて、2018年度立命館大学全学協議会・確認文書調印式が行われた。
全学協議会は、本学の「全構成員自治」の考え方に基づき、大学を構成する各パートが、教育・研究、学生生活の諸条件の改革・改善について協議する場である。今年度の全学協議会は昨年10月3日に行われ、常任理事会、学友会、院生協議会連合会、教職員組合と生活協同組合(オブザーバー)が議論を交わした。
確認文書調印式に先立って行われた第3回全学協議会代表者会議では、今年度の全学協議会や各懇談会などでの議論を経て合意した事項と、その具体化にむけた展望など、2018年度全学協議会の協議をまとめた「確認文書」が全パートによって確認された。今後も各パートの連携のもと、立命館大学の更なる充実・改善に向け、この確認事項の実践について確認を行った。
【関連記事】全学協議会開催 休講問題、禁煙化への課題など議論
本学衣笠キャンパスの以学館食堂では、昨年12月よりそばの提供を中止している。
昨年5月に行われた生協総代会で、そばアレルギーに関しての意見が組合員から出された。生協学生委員らが衣笠キャンパスの各食堂でアンケートを行った。
同アンケートでは、そば提供中止に対して約80%の賛成意見があり、そばアレルギーを持つ人からも意見が寄せられ、今回の提供中止を決定した。
アレルギーに関しては、以前から総代会で意見が挙がっていた。さまざまな食物アレルギーを持つ人が安心して食堂を利用できるよう、今後も組合員の声に合わせたアレルギー対策やメニューに関しても改善していく予定だ。
生協学生委員の松尾太聖さん(法2)は組合員に向けて「今後も総代会に積極的に参加し、意見を寄せてほしい」と語る。存心館食堂と諒友館食堂では今後もそばが提供される。(岩崎)
大阪いばらきキャンパス(OIC)に「分林保弘(わけばやしやすひろ)記念国際交流会館(仮称)」が誕生する。名称には、同館への寄付を行った本学OBの分林保弘氏の名前が冠される。現在、建設工事が進められており、今年9月末に利用開始予定だ。
今年1月1日付で学校法人立命館の総長に仲谷善雄氏(60)が就任した。任期は2022年12月31日までの4年間。本学の学長も兼任する。
仲谷新総長は在任期間の目標に「世界の中で語られる学園、世界が語る学園」を掲げ、研究教育の質を世界水準に向上させ、存在感のある学園を目指す。また「強い組織は一流の各構成要素が互いに切磋琢磨するもの。『強い立命館』を作りたい」とも述べ、学園全体の成長に力を入れる方針を示した。
ドラフト1位での東北楽天ゴールデンイーグルス入団が決定した辰己涼介さん(産社4)。東北での新生活を間近に控え、引っ越しの準備などに繁忙する中、京都市北区・柊野の野球部寮で本紙の取材に応じた。
(12月21日取材 聞き手 神野・鶴)
兵庫県出身の辰己選手が野球を始めたきっかけは、プロ野球観戦やスポーツ選手の出演するバラエティ番組を通して野球選手に憧れたからであった。小学校1年生の時に将来を見据え硬式野球チームの大淀ボーイズに入団。基本的なプレーは父親から教わりながら野球を始めた。
立命館大学は2020年3月31日にこれまで学生や教職員に無償配布していたマルウェア対策ソフトウェア「McAfee」の提供を終了することを発表した。提供終了は、近年OS標準のマルウェア対策ソフトがMcAfeeと同等の性能を備えるようになった情勢や卒業と同時にライセンスが失効することによる危険性を踏まえ、11月6日の立命館情報基盤整備委員会で議決された。今後は各OSに標準で入っているマルウェア対策機能の使用を呼びかける。
読者の皆さま、あけましておめでとうございます。
平成最後の元日に、ご挨拶と代えまして本紙の歴史を振り返る記事を配信いたします。昨年10・11月合併号に掲載したところご好評をいただきましたので、追加調査を基に加筆いたしました。長文ですが、本紙80周年の意気込みとして、一読いただければ幸いです。今後とも本紙のご愛読をよろしくお願いいたします。
【2018年10・11月号紙面より特別編集】
本紙の上の方、余白に「○○号」との記載がある。これは新聞が創刊以来何号発行されているかを示すもので「紙齢」という。普通1つのはずなのだが、本紙には2種類ある。これに疑問を感じて、卒業を目前に控えた筆者は図書館に足繁く通った。恥ずかしながら、本紙の歴史は内々でも知られていなかったのである。2つの紙齢を手がかりに、本紙の歴史を紐解いていきたい。
10月14日から16日までの3日間、国連が定めた持続可能な開発目標「SDGs」を体験することができるイベント「Sustainable Week」が立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)で開催された。
SDGsを学生・地域単位に落とし込んだ本イベントは2017年に初開催され今年で2年目の開催となる。本学でも先駆け的なSDGsの取り組みであり、日本初の学生主体のSDGs体験型イベントとして注目を集めている。
本学トライアスロン部の佐田恵一朗さん(法2)が9月8,9日に愛知県で行われたトライアスロン伊良湖大会の年代別(24歳以下)で優勝し、来年5月にスペインで開催されるITU世界エイジグループ・ロングディスタンストライアスロン選手権への出場を決めた。ただ渡航費など資金面の問題で出場が危ぶまれている。佐田さんはクラウドファンディングで大会出場のための資金を募っている。
10月に本学法学部の吉次公介教授の新著『日米安保体制史』(岩波新書)が刊行された。刊行に際して吉次教授に本書についての話を伺った。(聞き手 石井)
甲子園ボウル出場をかけた西日本代表決定戦(対関西学院大)が2日、万博記念球技場(大阪府吹田市)で行われ、本学は19―20で関学大に逆転負けを喫した。
秋の紅葉といえば「京都」と連想する人も少なくない。
嵐山(京都市右京区・西京区)では11月末に紅葉が見頃を迎えた。渡月橋周辺をはじめ宝厳院や天龍寺、常寂光寺などコース設定をして紅葉を楽しみながら歩いたり、嵯峨野トロッコ列車に乗って保津川の渓谷沿いの紅葉を列車内から眺めたりと嵐山に行けば自分なりのプランで紅葉を楽しむことができる。
京都を題材とした京都文学賞の創設に向けたシンポジウムが11月25日に本学朱雀キャンパス(京都市中京区)で開催された。前半のトークショーでは「私が作家になるまで、なってから」と題して京都在住の芥川賞作家である藤野可織氏が作家を目指したきっかけなどを語った。京都の魅力を聞かれて「ずっと京都にいて出たことがないので……。有名なお寺やカフェも友人に連れて行ってもらって初めてその魅力に気づくことが多いです」と答え、会場の笑いを誘う一幕もあった。小説を書きたい人に対しては「どのような情報の出し方をすれば効率的に書けるのかをひたすら考えると良いのではないか」と実践的なアドバイスを送り、来場者は熱心にメモを取っていた。
アジア・太平洋戦争の終結から73年。被爆者の平均年齢は80歳を超え、戦争体験の語り部がいなくなる時代が近づいている。戦争体験者なき時代に私たちはどう記憶を継承していくのか? 戦争の記憶継承の可能性を取り組みと共に考える。(鶴)
11月25日、3キャンパスで開催された立命館大学学園祭の最終日「BKC祭典」がびわこ・くさつキャンパス(BKC)で開催された。
10月25日のOIC祭典、11月11日の衣笠祭典と続いた本学学園祭。そのフィナーレを飾ったのがBKC祭典だ。約60店舗の模擬店や、約50のサークル・団体企画、キャンパス各所でのステージパフォーマンスなど、広大な敷地を活かした様々な企画が行われ、盛況となった。
衣笠キャンパスの南門前のイチョウの黄色い葉からは香ばしい匂いが立ちこめ、構内にも落葉が目立つ中、立命館大学学園祭2日目「衣笠祭典」が11月11日に開催された。
10月25日に大阪いばらきキャンパス(OIC)で開催されたOIC祭典に続いての開催となった衣笠祭典。70店近くの模擬店の賑わいや日頃から研鑽を積んできた各団体のパフォーマンスなどで「祭」は盛り上がりを見せた。
〈2018年10・11月号紙面先行公開〉
10月3日、立命館朱雀キャンパスにおいて、2018年度全学協議会が開催された。協議会の模様は、衣笠キャンパス、大阪いばらきキャンパス(OIC)、びわこ・くさつキャンパス(BKC)にも同時中継された。
全学協議会は、本学の「全構成員自治」の考え方に基づき、学部生、大学院生、教職員、大学(常任理事会)が、教育・研究、学生生活の諸条件の改革・改善について協議する場である。
今年度は①正課・課外における学びの充実について②留学生を含む国際化・ダイバーシティ・インクルージョンの推進について③キャンパス環境の質向上について④大学院教学の充実について⑤学費提起と2019年度全学協の開催についての5議題が話し合われた。 (吉武、堀内)
11月4日、立命館朱雀キャンパス・立命館アジア太平洋大学(APU)にて、学校法人立命館総長選挙「総長候補者選挙人会」が行われた。
午後12時30分より行われた第1次投票の結果、新総長として仲谷善雄氏(60)が選出された。投票総数は411票、有効投票数409票(無効2票)だった。開票結果は、仲谷善雄氏が247票、吉田美喜夫氏(69)が153票、松原豊彦氏(63)は9票。
開票の結果を受け、11月30日の理事会で正式に総長が決定する。新総長の任期は2019年1月1日から2022年12月31日まで。
11月1日、立命館総長選挙を前に、学生主導の候補者公開質問会「ReQuestion 2018」を、学友会中央常任委員会、立命館大学放送局(RBC)、CUESと本紙の4者共同で開催した。
総長の候補者として選出されていた、仲谷善雄候補、松原豊彦候補、吉田美喜夫候補の3名を招聘し、主催者質問2問に加え、10月17~24日にWEBで学生に対して募集を行った質問のうち、3問を問いかけた。
今月25日に行われたプロ野球ドラフト会議で、本学の辰己涼介選手(産4)の交渉権を獲得した東北楽天ゴールデンイーグルスの関係者らが10月26日、立命館大学衣笠キャンパスへ指名挨拶に訪れた。
指名挨拶へは、取締役ゼネラルマネージャーの石井一久氏、スカウト部長の長島哲郎氏、担当スカウトの愛敬尚史氏の3氏。
「安心して勉強できる環境を」
本学を拠点に活動している国際協力団体「IROHA」がクラウドファンディングを始める。期間は10月27日から11月30日までで目標額は100万円だ。寄付は全額、カンボジアのタケオ州ドンパー小学校の再建資金に当てられる。また11月中旬にはカンボジアでの活動などをまとめた本を出版する予定だ。