立命館大学学友会は5月10日、「立命館大学学園祭2019」の開催日程をインターネットを通じて発表した。学園祭は今年度も昨年と同様、大阪いばらきキャンパス(OIC)、衣笠キャンパス、びわこ・くさつキャンパス(BKC)の3キャンパスで計3日間開催される。
日程はOIC祭典が10月27日、衣笠祭典が11月17日、BKC祭典が12月1日だ。
なお日程に関しては大学との施設調整などの結果、決定している。
また現時点で、各企画の発表や募集の開始は始まっていないが、学園祭実行委員会・中央事務局特別事業部では、学園祭に来場するすべての人が楽しめる企画を計画しているという。
学園祭実行委員長の田邉正和さん(情理4)は「今年度は、学園祭に参加するすべての人が楽しめるような祭典を目指し、すでに様々な企画が動き始めている。ぜひ多くの人に来場してほしい」と話す。
今後の情報は、学友会HPや学友会公式Twitter(@rits_gakuyukai)、学園祭実行委員会のTwitter(@rits_fes_koho)などで随時更新される。
1月30日、立命館朱雀キャンパスにて、2018年度立命館大学全学協議会・確認文書調印式が行われた。
全学協議会は、本学の「全構成員自治」の考え方に基づき、大学を構成する各パートが、教育・研究、学生生活の諸条件の改革・改善について協議する場である。今年度の全学協議会は昨年10月3日に行われ、常任理事会、学友会、院生協議会連合会、教職員組合と生活協同組合(オブザーバー)が議論を交わした。
確認文書調印式に先立って行われた第3回全学協議会代表者会議では、今年度の全学協議会や各懇談会などでの議論を経て合意した事項と、その具体化にむけた展望など、2018年度全学協議会の協議をまとめた「確認文書」が全パートによって確認された。今後も各パートの連携のもと、立命館大学の更なる充実・改善に向け、この確認事項の実践について確認を行った。
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山本朔・中央常任委員長(生命4)は「今年度の全学協議会では、2011年・2016年に比べ、より具体的なテーマを議論できたが、具体的な施策の点と点をつなぐことも大切。確認文書に書ききれなかった課題も多くある。確認文書が形になったことは評価するが、学生が求めているのは議論ではなく結果だ。学生が『変わった』と思えるところまではゴールではない。残された課題を今後もしっかり議論し、学園の可視化を行うことが重要だ」と語った。
また後山剛毅・院生協議会連合会会長(先端総合学術研究科D4)は「今回は留学生の生活支援制度の確立やキャリア形成支援制度の改善など、多くの到達点があった。一方で積み残した課題も多い。2019年度は積み残した課題に加え、朱雀キャンパスの設備改善などを要求していきたい」とした。
橋本貴彦・教職員組合書記長は「今回の確認文書で書ききれなかった積み残しの課題が多くある。また確認文書で2019年に2020年・2021年の学費提起を行うことを明記しているが、近年はこれを守れずに全学協議会の連続開催につながっている。改めて確認文書に記載したことを守るよう努力してほしい」と大学側に要望した。
読者の皆さま、あけましておめでとうございます。
平成最後の元日に、ご挨拶と代えまして本紙の歴史を振り返る記事を配信いたします。昨年10・11月合併号に掲載したところご好評をいただきましたので、追加調査を基に加筆いたしました。長文ですが、本紙80周年の意気込みとして、一読いただければ幸いです。今後とも本紙のご愛読をよろしくお願いいたします。
【2018年10・11月号紙面より特別編集】
本紙の上の方、余白に「○○号」との記載がある。これは新聞が創刊以来何号発行されているかを示すもので「紙齢」という。普通1つのはずなのだが、本紙には2種類ある。これに疑問を感じて、卒業を目前に控えた筆者は図書館に足繁く通った。恥ずかしながら、本紙の歴史は内々でも知られていなかったのである。2つの紙齢を手がかりに、本紙の歴史を紐解いていきたい。
11月25日、3キャンパスで開催された立命館大学学園祭の最終日「BKC祭典」がびわこ・くさつキャンパス(BKC)で開催された。
10月25日のOIC祭典、11月11日の衣笠祭典と続いた本学学園祭。そのフィナーレを飾ったのがBKC祭典だ。約60店舗の模擬店や、約50のサークル・団体企画、キャンパス各所でのステージパフォーマンスなど、広大な敷地を活かした様々な企画が行われ、盛況となった。
関西最大級の学園祭ステージであるセントラルステージでは、18団体が演奏・演舞を披露。迫力あふれるライブパフォーマンスステージとなった。
模擬店企画では、OIC祭典や衣笠祭典とはまた違ったメニューが並び、多くの行列が見られた。中でも料理研究会meRciの「キー坊とマー坊のオムとろキーマカレー」には長蛇の列ができていた。meRciの笠井辰実さん(経済1)は「目標は500食だったが、予想を100食以上上回る売れ行きで、大きな達成感が得られた。一致団結して、スムーズに料理を提供できて良かったと思う」と語った。
衣笠キャンパスの南門前のイチョウの黄色い葉からは香ばしい匂いが立ちこめ、構内にも落葉が目立つ中、立命館大学学園祭2日目「衣笠祭典」が11月11日に開催された。
10月25日に大阪いばらきキャンパス(OIC)で開催されたOIC祭典に続いての開催となった衣笠祭典。70店近くの模擬店の賑わいや日頃から研鑽を積んできた各団体のパフォーマンスなどで「祭」は盛り上がりを見せた。
模擬店の人気投票「模擬―1グランプリ」では27票を集めた「バッテンのタピオカ」がNo.1の称号に輝いた。タピオカジュースを1杯130円で提供したが、午後2時半には用意した350食を売り切った。
11月4日に迫った4年に1度の学校法人立命館「総長選挙」。
次期総長の任期は4年で、2019年1月から2022年末まで。今回の総長選挙では「学園ビジョンR2020」の後半期計画を着実に遂行し、2030年代を見据えた新中期計画「R2030」の策定とその実行をリードする総長を選びます。まさに、今後の立命館学園の発展に大きくかかわる重要な選挙です。
そんな総長選挙に先立ち、立命館大学学友会中央常任委員会・立命館大学新聞社・立命館大学放送局(RBC)・CUESの4者が共催で、学生による総長候補者公開質問会「ReQuestion 2018」を開催します。
会場は立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)プリズムハウス1Fのプリズムホールで、11月1日(木)18:25〜19:30(18:00開場)に開催します。
プリズムホール会場での観覧は本学学生限定で先着100名。インターネットで学内生配信します(manaba+Rにリンクを掲載しています)。
公開質問会では、主催からの質問に加え、10月17〜24日に募集した学生からの質問を候補者に問いかけます。
新たな総長の候補者として推薦された、仲谷善雄氏、松原豊彦氏、吉田美喜夫氏の3名の候補者の考えを聞き、立命館の総長選挙を見届けませんか?
最新情報は、Twitterで各パートより発信しています。ハッシュタグ#ReQuestion2018で検索してください!
―これはゲームである。そして、物語である―
劇団月光斜の本年度卒業公演「ガーネット・オペラ」が11月1日より衣笠キャンパス学生会館小ホールにて開演される。戦国時代を舞台とした本作は月光斜にとって久しぶりの「和もの」。史実とは違ったファンタジー要素を楽しむことができるという。
衣笠キャンパス学生会館内の稽古部屋では、本番まで1週間を迎えた劇団員が最初から最後まで通しの稽古をおこなっていた。劇の演目が決まった2ヶ月前から週6日、本番に向けて稽古している。
演出のあおのゆきさん(法4)は「大学生活のほとんどを月光斜に費やしてきた。最後にいいものを作りたい」と意気込む。
月光斜は今年で立ち上げ50年で、所属する劇団員は50人近くいる。本学で年4回の公演を開催していて動員客数は年間2000人を超える。
本作の舞台は戦国時代。天下統一を目前にした織田信長が家臣や敵対する武将を巻き込んで「ガーネット・オペラ」と題した宝探しゲームを始める。しかし、その裏では権威回復を図ろうとする足利義昭によって陰謀が画策されていた。さまざまな思惑が交錯しながら、物語は「本能寺」へと向かう。
「ガーネット・オペラ」の意味については「もちろん物語と深く関係しています。ただその意味は作品を見てのお楽しみということで」と明かしてくれなかった。
「大学生の圧倒的な勢いを体感して欲しい」と自信を見せるあおのさんが語る見どころは迫力ある殺陣。映画やドラマとは異なる「生モノなところを楽しんで欲しい」という。
2018年9月9日、京都市伏見区にある株式会社京都製作所で開催されたキャチロボバトルコンテストに立命館大学ロボット技術研究会のRRSTが出場した。本大会は今年で8回目の開催で、26の学校機関から計40チームがエントリーした。
RRSTは同大会の初開催時より参加しており、今年はRRSTより3チームがエントリーした。今回当日参加したチームは3回生一人が開発・設計したRRST HDチーム、1回生だけで構成されたRRST Aチームである。2回生の部員がメインとなっているRRST Bチームは前日にトラブルに見舞われ、当日の参加辞退を余儀なくしてしまう状況であった。しかし、2回生部員たちはNHK学生ロボコン2019に向けて既に準備を行っているとのことで、次回に期待だ。
当日予選ではそれぞれ、HDチームが金沢工業大学、Aチームが大阪大学のチームと対戦を行った。結果は惜しくも取得点数が足りず、両チームとも予選敗退となってしまった。
しかし、Aチームは予選では相手チームと引き分けに持ち込み、はじめてのロボコン参戦ながら健闘した。今回彼らが作成したロボットは、昨年度の先輩が作成したロボットをベースに、新たに開発したハンドアームを装備した物となっている。
一方、HDチームが開発したロボットは阿部龍幸さん(理工3)が一人で開発・設計を行っており、その丁寧な作りと動きが特徴的だった。またHDチームは、決勝戦前に行われたエキシビションマッチで信州大学のめびうすチームと対戦した。その結果、審査員の橋本雅文さんから審査員特別賞を獲得し、授賞式でその実績が讃えられた。
今年Aチームを牽引した中川原優太さん(理工1)は「周りのチームや先輩をみて学ぶことたくさんあった。来年度参加するときには、仲間と協力して、期日まで余裕を持ってロボットを作成し、実戦形式での練習に励みたい」と述べた。
今回紹介したキャチロボバトルコンテストについての大会詳細とルールは、下記公式サイトにて詳しく説明されている。http://catchrobo.net/
国際NGO団体「Habitat for Humanity」の立命館大学支部である「Rits Habitat」が2月28日から3月14日にかけて、インドネシアで住居を建設した。
「Habitat」は1976年に世界規模での住宅支援活動を目的にアメリカで設立されたNGO団体である。2001年には日本支部が開設され、現在では学生支部として30を超える大学の学生が活躍している。本学は2002年から参加していて、30人ほどの学生が活動している。
「Habitat」は1976年に世界規模での住宅支援活動を目的にアメリカで設立されたNGO団体である。2001年には日本支部が開設され、現在では学生支部として33を超える大学の学生が活躍している。本学は2002年から参加している。
「Rits Habitat」は年に春と夏の2度、東南アジアを中心とした発展途上国で2周間ほどのボランティア活動を行なっている。今春は16人のメンバーがインドネシア・ジャワ島中部南岸にあるジョグジャカルタで2軒の住居を建設した。
インドネシアでの活動は現地支部との協力で進められる。穴を掘り、セメントを流し込む土台作りから始まる。木を切って柱を立て、壁となるブロックを並べていくと、だんだんと家の形になっていく。
「現地の人が修復できなくなってしまうので、立派すぎる家は建てないのです。」
インドネシア派遣のリーダーを務めた佐野公亮さん(産社3)はそう語る。現地の人が入手可能な資材で、安価に家を立てるということを大切にしている。
この活動のやりがいについて佐野さんは世界の貧困を肌で知ることができると共に、人の役に立つことができることだと語り「日本に帰る時、現地の人が涙を流してくれた」と言って頬を緩めた。
(5月号紙面より)
立命館大学のすべての学生から構成される「立命館大学学友会」という組織をご存知だろうか。学友会とは、学生による学生のための活動を行う学生自治組織である。本学の校是「全構成員自治」の実現を図り、「想いをカタチに」を理念に掲げて様々な活動を行っている。
本学の学生数は、日本大学、早稲田大学に次ぎ約3万5000人で全国3位。上位2大学には学友会のような組織はないため、立命館大学学友会は、日本最大の学生自治組織である。
学費とは別に、大学から代理徴収される年会費5000円・入会金3000円の学友会費、計1億8300万円を運用し、学生活動の支援を行っている。
学友会が行う活動は多岐にわたる。新入生を支援するオリター団活動などのピア・サポート活動、部活動やサークルなどの課外団体支援、学園祭や新歓運動などの全学行事運動、自治委員選挙や総長選挙などの各種選挙運動、そして学生の要求を実現する要求実現運動などがある。
(2018年新歓号紙面より)
立命館大学には、学生同士が主体的に学び合い、支え合う、学生による学生のための支援である「ピア・サポート」の仕組みが数多くある。本学におけるピア・サポート活動は、新入生支援を行うオリター・エンター活動をはじめとして長い歴史を持ち、本学の特色の1つとなっている。
ピア・サポートの活動の意義は「同じ立場にある学生同士が仲間を支援し、ともに学び合い、成長する相乗効果」にある。活動を通して支援を受ける側の学びと成長はもちろんのこと、支援する側も組織活動や企画立案・実施を通しての成長が期待される。
特に本学では1回生の基礎演習(小集団クラス)やサークル・ゼミ活動などの「学びのコミュニティ」が大切であると考えられ、他者を理解しつつ、相互に学び合い、高め合う場になると考えられている。
今回は、約40団体・4000人の学生が活動しているピア・サポート活動について紹介したい。
まず1回生にとって最も身近な存在になるピア・サポーターが「オリター・エンター」だ。新入生の支援を念頭に、不安軽減や学生生活のサポートを行うオリター・エンターは、一部の学部を除きほとんどの学部で活動しており、新入生にとって初めての先輩になりうる。1回生のサブゼミやクラス会の運営を通した学習・生活支援、学部内での交流イベントの企画などを行い、新入生の大学生活をサポートする。
学習面でのサポーターとなるのが「ES・TA」だ。授業内で教員と協力して学生の学びを支援している。また昨年度からは「SSPピア・サポーター」が発足。自主的な学生生活を送れるよう、スケジュール管理や学びのスキルを身につけるサポート活動を行っている。
生活面では、生協と関わった企画・支援を行う「生協学生委員会」や図書館での業務や企画、学生支援を行う「学生ライブラリースタッフ」などが活動している。
このほかにも、留学生支援を行う団体や、ボランティア活動の支援を行う「サービスラーニングセンター学生コーディネーター」、入試広報スタッフ、就活支援サポーターの「ジュニア・アドバイザー」など数多くのピア・サポート団体が本学のさまざまな場で活動している。
大学生活で困ったときは、その目的に会ったピア・サポーターに相談してみてほしい。
2017年12月7~9日、東京ビッグサイトにて「エコプロ2017」が開催された。このイベントは環境に関する取組をしている約600の企業・団体が各活動を出展。来場者は約16万人と多く、各ブースでは展示のみではなく様々なノベルティグッズが頒布されることが特徴だ。
本学からはサステイナビリティ研究センター、2017年に開催された「Sustainable Week」実行委員会、同学が東京大学と共に設立・運営に関わっている日越大学が出展を行った。
サステイナビリティ研究センターと日越大学では、研究成果やこれまで活動してきた環境問題に対する対策に関する企画展示が行われ、Sustainable Week実行委員会ではイベントに関する詳細や新しく打ち立てた学生によるSDGs普及モデルの展示が行われた。
また、次回のエコプロ2018は2018年12月6~8日に東京ビッグサイト・東ホールにて開催予定とのことで、来年以降の同学の環境に対する取り組みに注目だ。
【11月号紙面より】
10月1~6日、びわこ・くさつキャンパスでSustainable Week(以下、SW)が開催された。学生が主体となって、国連が掲げるSDGsの17個の達成目標を学内版の達成目標と捉え、1団体で1ミッションを担当。様々なイベントが行われ、参加者は合計2300人以上にのぼった。関わった学生は約700人。学生主導のイベントとして今後の見本を作った。
様々な企画が開催されたSWだが、2、3日には学生の自主性と行動力向上を目的に、BKCインキュベータに入居しているベンチャー企業の方を迎えて講演会が開かれた。ユニゾンファブリク代表の岡田孝浩氏(経営学部卒) は経営者に必要なこととして、責任感・決断力・考察力を挙げた。「いざ決断するとなった時、リーダーは意外と孤独」と述べつつも「なかなか相談出来ないからこそ、自信を持って決断するしかない」と自身の経営観について語った。
5、6日にかけては、学生にZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス) について知ってもらおうと、未来の住宅を提案する企画が行われた。ZEHとは、電気代節約のためエアコンを使用しないといった「我慢する省エネ」ではなく、健康かつ快適な状態の中で「無理のない省エネ」に取り組もうとする考え方だ。それを可能にするのが入れ子構造だ。入れ子構造にすることで、外気の影響を遮蔽しつつ光や風を効果的に取り入れることができる。またこの構造は、住まい手の家族構成の変化に応じ、多様な生活スタイルに対応できるという点でも有効だ。
SWでは、ZEHに人が生活する上で必要不可欠な水という観点を加えた。住宅の模型を例に、水の無駄をなくし、繰り返し使うことを家単位で取り組むコンセプトを紹介した。
本学理工学研究科の織田浩平さんは「SWを通して他の団体との繋がりができた。それぞれの学生が個として活動してはいるが、イベント成功という大きな目標は同じ。そのおかげで成功に導けた」と活動に手応えを感じたようだ。
立命館大学で唯一の混声合唱団「メディックス」は、12月10日(日)に大阪いばらきキャンパス内にある立命館いばらきフューチャープラザ・グランドホールにおいて、第54回定期演奏会を開催する。
メディックスは2016年関西合唱コンクールにて金賞と学生指揮者賞をW受賞するなど、高い実績を誇る団体だ。
メディックス定期演奏会の見どころや演奏される曲は以下の予定だ。
気になった方はぜひ足を運んではいかがだろうか。
メディックスの公式Twitterはこちら
1st...千原英喜の世界
合唱界を代表する千原英喜先生が作曲された合唱曲のアラカルトステージです。
アラカルトならではの世界観をお送りします。
2st...混声合唱組曲「燕の歌」
メディックス常任指揮者である松尾卓郎先生によるステージです。
どこか懐かしいような、色彩豊かな音楽をプロの指揮でお送りします。
3st...企画ステージ「南の国からこんにちは」
南の国をテーマに、一風変わった合唱曲を集めました。
あなたの合唱のイメージが一気に変わるステージになるでしょう。
4st...混声合唱とピアノのための「くちびるに歌を」
四つのドイツ詩に音をのせた、合唱界では名の知れた合唱曲です。
ドイツ語と日本語がどう交ざりあい、どんな音楽を描くのか、必聴です。
2017年メディックスの集大成となる演奏会です。是非お越しください。
<詳細情報>
混声合唱団メディックス第54回定期演奏会
日時:12/10(日)
開場:14:30
開演:15:00
場所:立命館いばらきフューチャープラザグランドホール
料金:500円
学園全体を巻き込んでの大イベント、Sustainable Week(以下、SW)が終了した。約30の学生団体が思い思いのSDGsを表現し、注目を集めた。参加者は合計で2300人にのぼるなど、イベントへの関心の高さが浮き彫りとなった形だ。今回は、学生団体を束ね、企画の代表を務めた、SW実行委員会・実行委員長の馬場亮輔さん(理工4)に話を聞いた。
馬場さんはSWを振り返り「企画を進めていくにあたってはチームの力に支えられた。1人で理想を掲げても、何も実現できない。企画内容に共感し、一緒に頑張ってくれる人がいるから、初めてのことや困難そうに見えたことでも成し遂げることができた」と話す。
南草津駅周辺の商業施設に入居するUDCBK(アーバンデザインびわこ・くさつ)でSDGsについての理解を深めようと講演会を開くなどして、地道に認知度向上に努めてきた。講演会にはママさん主体のNPO団体・行政職員・子持ちの親といった比較的意欲の高い人が集まるため、新しい活動や出会いも生まれやすいという。そうしたコミュニティの存在は、学生が考えていることを地域社会へ向け、発信するための窓口になりうる、価値あるものだ。大学職員や地域の方が一緒になって学生の話を汲んで、それぞれができること・目標を加味していくことで、大きな波が起こりうるのだ。
また馬場さんは、大勢をまとめていくに際して「参加に名乗りを挙げてくれた学生団体が取り組みたい企画をどれだけ実現させるかが大事だ」と語った。当初は「自分が掲げた理想をみんなにやってもらえばいいや」と思っていた。だが、SWを進めていく中で「自分の理想を100%貫くよりも、みんながやりたいことを寄せ集めてやった方が、より面白いイベントになり、チーム自体も大きくなる。みんなの理想を等配分して考えていくことが一番大事なんだ」と気づかされた。みんなの意見を取りまとめ、企画を実現していく上ではしんどいと思うこともあったが「みんなと一緒にイベントを作っているというやりがいがあったから頑張りきることができた」と終わりをこう締めくくった。
大勢をまとめるという点で、企画への思いをどういう風に第三者へ伝えていくのか、また、企画を実施している理由をどのように伝えていくのかが課題として残ったものの、来年度以降もSDGsのイベントは続けていきたいとしており、社会問題解決への思いは次へ託された。
「第38回連盟祭~四雄の宴~」が9月8日に京都駅ビル室町小路広場で開催された。7日の開催が予定されていたが、雨天のため翌日に順延となった。「連盟祭~四雄の宴~」は関関同立の4大学それぞれの応援団により、単独ステージや合同ステージなどが披露される年に一度のイベントである。
普段はライバルとして切磋琢磨している4大学が合同で見せるコンバットステージやフィナーレは見どころである。それぞれの大学が個性あふれるステージを見せる中、立命館大学応援団も今年は130人を超えるメンバーで例年にも増す迫力ある演舞・演奏で観客を盛り上げた。
立命館大学応援団は「日本一感動を与える応援団」という理念の下、本年度の目標に「翔」を掲げ活動しており「伝統を守りながら、よりよい応援団を目指したい」と平成29年度団長の井上凌さんは語った。日々進化し、立命館大学を活気づけてくれる応援団の今後の活動に期待だ。
10月7日、草津アミカホール(滋賀県草津市)で、本学JAZZCLUBが草津市の協力で運営する「JazzFestival inAMICA」が開催される。
3~5人の少人数のコンボから、最大20人以上にもなるビッグバンドでの演奏もあり、多彩な音楽が奏でられる。ゲストバンドとして天理大学のALS JazzOrchestraも出演する予定だ。大学生以下は無料で入場可能。一般は500円。問い合わせは草津アートセンター、電話077-561‐6100。
10月1日~6日に立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)で開催される学生イベント「Sustainable Week」。開催まで3か月を切り、参加する各学生団体や同イベントの実行委員会は着々と準備を進めている。
今回は参加する団体の中から、ジェンダー・LGBTQに関する活動を行う「color-free」と、理工学部プロジェクト団体「ロボット技術研究会(RRST)」の代表に、Sustainable Weekでの活動について話を聞いた。
*Sustainable Week関連特集はこちら
同イベントでは、BKCを「ひとつの小さな地球」と捉え、国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」をBKCにおける1万人規模の社会問題にアレンジし、学内で17個のSDGsを達成することを目標としている。17個のSDGsに対して、1団体が1ミッションを達成することで社会問題解決に挑む。
学生が企画する、学園を挙げた一大イベント「Sustainable Week」が2017年10月1日(日)~10月6日(金)に立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)で開催される。
「Sustainable Week」は学内のサークルや研究室、学生団体などが参加し、学生同士の連携によって、世界で起こっている問題への解決へ向け主体的に取り組むという、次世代のキャンパスモデルとなることが期待される。
国連は、2015年9月に開催された「国連持続可能な開発サミット」において、17の達成目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」を採択した。今回のイベントでは、国連のSDGsの取り組みと絡め、BKCを“ひとつの小さな地球”と捉え、SDGsをBKCにおける1万人規模の社会問題にアレンジし、学内で17個のSDGsを達成することを目標としている。SDGsの取り組みは、世界のみならず日本でも北海道大学などが実施しているが、こうした17のSDGsの目標を学生団体が1団体で1ミッション担当するという発想は、日本初の試みだ。
立命館大学で唯一の混声合唱団、メディックスは、2017年6月25日(日)に衣笠キャンパス以学館1号ホールでサマーコンサートを開催する。
2016年関西合唱コンクールにて金賞と学生指揮者賞をW受賞するなど、高い実績を誇る団体だ。
サマーコンサートの入場は無料で、メディックスによればJ-POPから合唱曲まで幅広く演奏し、誰もが楽しめる内容になるという。
開催時間など、詳細は下記Twitterなどで確認してほしい。
気になった方は、ぜひ足を運んでみてはどうだろうか。
メディックスの公式Twitterはこちら
4月22日、滋賀県守山市の大川下流にて行われた「大川ウッドデッキ竣工式」に伴い「竹灯篭祭り」が開催された。
竹灯篭祭りは、大川周辺の竹林による問題が深刻化する中、それを改善するとともに、町の魅力をアピールする機会を設けるため、本学の学生団体haconiwaが企画・提案し、守山市、美崎自治会などとともに運営された。
haconiwaは「大川活用プロジェクト」という、野洲川の改修工事により、水質が悪化した大川の水環境改善と観光資源化を目指した産学官民金連携プロジェクトに所属し、当祭りはその一環として行われた。
haconiwa代表・桑原さんは「今回の灯篭祭りでは約300名の方が参加された。地域住民からは、若者が来てくれる事自体が町の活性化につながるとの声もあった。」と話し、実際に会場では本学の学生や他大学学生の姿も見受けられた。
また桑原さんは「今回は竣工式に合わせる形で灯籠祭りを開催したが、次回からは今回の行事を定例化し、別の時期に行いたい」とも語った。(戸簾)
今年7月、滋賀県の少子化対策学生プロジェクト事業に採択された、びわこ・くさつキャンパスの学生によるプロジェクト「REFLE.(レフレ)」をご存知だろうか。
学生代表の上田隼也さん(生命・3)を中心としたこのプロジェクトは、立命館大学の学生に対し、学外の団体などと連携して「子育て」に関するワークショップやアンケート調査などを実施。実際に働く様々な職業の人を呼んだパネルディスカッションや、「ママさん」との料理教室なども行った。これらの活動を通して学生へ向けて子育てや仕事への意識向上を目指す。
今年の活動は11月10日をもって終了したが、来年は「子育て」という観点から、学生が少子化を身近に考えることができるような新たな企画を予定している。それが「少子化×福祉」「少子化×食育」「少子化×多文化」の3プロジェクトである。
「少子化×福祉」では、子育てについてもっと知ってもらいたいという願いから、妊婦と学生の交流として「立会い出産」を通して命の大切さを学んでもらう企画や、3人に1人ががんで死亡するという現代でがん患者やその家族を支え、交流の場を設ける仕組みである「リレー・フォー・ライフ」への参加を企画している。この仕組みは滋賀医科大の学生が、日本で初めて学生による運営を行っているもので、同じ滋賀県の立命館大も手伝おうというものだ。また「福祉」プロジェクトのリーダーの中川原佳晃さん(薬・3)は、滋賀で積極的に活動をする学生とつながり、滋賀の魅力を伝える取り組みも進めたいとしている。
2015年5月号より
現在、日中関係は緊張状態にある。そのような状況下でも日本のある学生団体は関係改善への糸口をつかもうとしている。日中学生交流団体「freebird」だ。
同団体は関東・関西・上海・北京、四つの支部から成り立っており、それぞれの支部ごとに特色のある活動をしている。団体外から両国の人を10人集め、毎年夏、4つの支部を順番に回る形で1週間の合宿を行い、日本人と中国人の交流の場を設けている。日中関係改善のためにお互い話し合える場を作ろう、というコンセプトだ。
関西支部では顧客のベースがない中国資本の航空会社のために中国人留学生を仲介し、ツアー情報の広報活動を行う。同様に日本の大手旅行会社に向けて、同団体の中国人メンバーが中国人ならではの視点で組んだツアーをリポートにして提供する活動などを行っている。
関西支部は現在25人。日本人と中国人の比率は半々だという。さまざまな大学の学生が加入しており、立命館大の他に同志社大・龍谷大・関西学院大などの学生がいる。
関西支部代表の濃野司さん(法3)は「現在、日中関係には多くの人が関心を寄せているが、肝心のお互いの生の声が聞ける場が少ない。興味はあるが、あと一歩を踏み出せないといった人が多いように思う。この団体ではそんな人々の一歩を後押しできるようにしたい」と語る。
ことしの夏合宿は5月末まで募集中。語学力は問わず、費用は4万円となっている。 (石田遼太)
2015年5月号より
教科書購入の時期になり、ことしも「Study For Two(SFT)」による教科書販売が行われた。SFTは、全国約60の大学に支部を置き、ラオスの子どもたちへの学費援助を目的に活動をする団体だ。
「勉強したいと願う全ての子どもたちが勉強できる世界を」という理念の下、学生から教科書を回収し、定価の半額で販売し、利益をラオスの学費支援として寄付する。
SFTの魅力について、立命館大衣笠支部代表の國屋知暉さん(文3)は「頑張るほど成果が目に見えてわかる。何より、支援を受けた子どもたちの笑顔の写真が送られてくるとやりがいを感じる」と話す。
現地での活動はもちろん、日本にいながらでも国際ボランティアに関われる面も魅力の一つだと語るのは、前代表の岡本健斗さん(法4)。
二人が口をそろえて言うのは、非公認サークルとしての現状と、知名度の低さ。去年は、W杯の観戦イベントなどを企画し、知名度アップを図った。ツイッターでも広報活動を行っている。
「立命館大のSFTを誰もが知っているようなサークルにしたい」と岡本さんは意気込む。
「教科書を買うならSFTを利用してほしい。半額で購入できるので学生にとってのメリットも
ある。教科書を購入することでラオスの子どもたちが勉強できることを知ってもらえたら」と國屋さんは語った。
次回の回収は、7月の定期試験の期間にサービスラーニングセンターで行う予定。 (小林紀貴)