2018年9月9日、京都市伏見区にある株式会社京都製作所で開催されたキャチロボバトルコンテストに立命館大学ロボット技術研究会のRRSTが出場した。本大会は今年で8回目の開催で、26の学校機関から計40チームがエントリーした。
RRSTは同大会の初開催時より参加しており、今年はRRSTより3チームがエントリーした。今回当日参加したチームは3回生一人が開発・設計したRRST HDチーム、1回生だけで構成されたRRST Aチームである。2回生の部員がメインとなっているRRST Bチームは前日にトラブルに見舞われ、当日の参加辞退を余儀なくしてしまう状況であった。しかし、2回生部員たちはNHK学生ロボコン2019に向けて既に準備を行っているとのことで、次回に期待だ。
当日予選ではそれぞれ、HDチームが金沢工業大学、Aチームが大阪大学のチームと対戦を行った。結果は惜しくも取得点数が足りず、両チームとも予選敗退となってしまった。
しかし、Aチームは予選では相手チームと引き分けに持ち込み、はじめてのロボコン参戦ながら健闘した。今回彼らが作成したロボットは、昨年度の先輩が作成したロボットをベースに、新たに開発したハンドアームを装備した物となっている。
一方、HDチームが開発したロボットは阿部龍幸さん(理工3)が一人で開発・設計を行っており、その丁寧な作りと動きが特徴的だった。またHDチームは、決勝戦前に行われたエキシビションマッチで信州大学のめびうすチームと対戦した。その結果、審査員の橋本雅文さんから審査員特別賞を獲得し、授賞式でその実績が讃えられた。
今年Aチームを牽引した中川原優太さん(理工1)は「周りのチームや先輩をみて学ぶことたくさんあった。来年度参加するときには、仲間と協力して、期日まで余裕を持ってロボットを作成し、実戦形式での練習に励みたい」と述べた。
今回紹介したキャチロボバトルコンテストについての大会詳細とルールは、下記公式サイトにて詳しく説明されている。http://catchrobo.net/
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