講演会「LGBTQと法 -同性愛の弁護士の視点から-」

6月7日(金)に以学館102ホールにて産業社会学会学生委員会主催の講演会「LGBTQと法 −同性愛の弁護士の視点から」が行われる。講師には弁護士で同性愛者を公表している南和行氏を迎える。

同委員会は毎年さまざまなテーマで講演会を開催している。今年のテーマについて講演会担当者の間浦和紀さん(産社3)は「LGBTQだからという理由で法的差別を受けている人が多く存在している。講演会のテーマに据えることで、今一度この問題について考えてほしい」と語る。

 LGBTQを扱う講演会について教授や事務室と協議を重ねるうちに、講師として南氏に白羽の矢が立った。南氏は2011年に同性パートナーの吉田昌史氏とともに結婚式を挙げ、2013年に「弁護士夫夫(ふうふ)」としてなんもり法律事務所を開設した。現在は当事者として、性自認や家族問題に悩む人々の相談に乗るかたわらで、LGBTQや同性婚などの家族と法律についての講演を多数行なっている。

 同委員会で同じく担当者の森田咲椰さん(産社3)は「セクシャルマイノリティーに関する講義を受けても、問題を完全に理解することは難しい。当事者のお話を聞くことで、多角的な視点から、LGBTQを捉えられるようになってほしい」と学生の学びを促す。

なお、講演会には産業社会学部生のみならず、他学部生や院生、地域住民も参加可能だ。参加費無料で事前申し込み不要。18時から開場し、質疑応答も含めて20時30分ごろの終了を予定している。「サークルやゼミの友人を誘って聴きに来てほしい」と間浦さんは参加を呼びかけた。

イベント情報

産業社会学会学生委員会主催

「LGBTQと法 -同性愛の弁護士の視点から-」

 

開催日程|6月7日(金)

会場  |以学館IG102号ホール

開場時間|18:00(18:20開始)

参加費無料

事前申し込み不要